着なくなった古着は、なかなか処分するのが大変です。ずっと着ていた服でもあるので、それなりに愛着もあり、捨ててしまうのも何やら気が引けるでしょうし、出来れば何処かに売って、何かしらのお金にしたいところです。では実際に古着はどこに買い取ってもらえるのかということを考えていきたいと思います。

古着はいくらで売れるの?

まず、実際に古着はいくら位で売れるのかということを考えていきたいと思います。古着に関しては、よほど程度が悪くなければ売ることが出来ます。ただ、買取をしてもらう場合には、エチケットとして古着を洗濯するなどきれいにしておくようにしましょう。また、洗濯をしていれば、買取業者の方でも古着を売り物にするための負担が少し減るので、洗濯をしていない古着と比べれば、洗濯などをしてある古着のほうが高く売れる傾向にあります。

では、実際に価格的にはいくら位で売れるのかということを知っておくために、あらかじめ価格をチェックしておくようにしましょう。古着の価格を調べるためには、まず足で調べてみるという方法があります。古着屋さんを覗いてみて、自分が持っている古着が売っているかどうかチェックしてみましょう。通常、古着屋さんなどで販売している古着の価格は、買取価格に30〜60%くらい利益が上乗せされていますので、そこから買取価格がいくら位になるのか算出してみるようにしましょう。実際には、自分が購入した金額の5〜20%くらいが買取価格の目安になります。あとは、古着の買取業者のウェブサイトもありますので、それらをチェックして、価格をチェックしてみるようにしましょう。古着屋さんの店舗やウェブサイト以外に価格を調べるために有効なのは、ヤフオクのようなインターネットオークションやメルカリのようなフリーマーケットなどのサイトを使ってみると、こちらでも価格感を養えると思います。特にメルカリなどでは、売却価格がわかりますので、こちらも古着の売却価格をチェックする場合に利用するようにしましょう。

また、古着を売却する場合にチェックをしておきたいのは、専門性です。古着や洋服を専門で取り扱っているリサイクルショップや古着屋さんは、ブランド品専門であったり、若い人向けであったり、中高年であったりします。専門性がある場合は、査定する場合でもチェックポイントも違ってきますし、何よりも専門外の査定に関しては、やはり査定力が低下してしまいます。したがって、自分が売却をしようとしている古着はどういうカテゴリーに当てはまるのかということをチェックして、そのカテゴリーが強いかどうかということをチェックしみるようにしましょう。つまり、その古着がブランド品で有名かどうか、店舗に関係なく需要があるのかどうか。一方で特定の人だけが興味のあるものなのか、プレミアムがついているのかどうかということなど、様々なチェックポイントがあります。その場合、専門性をチェックしておくと、査定が高いと古着屋さんとそうではないところでは買取価格が変わってきますので、しっかり調べて見る必要があります。

どこに買い取ってもえばいいのか

最後にではどこで買い取ってもらえば、良いのかということを考えていきたいと思います。高い価格で買い取ってもらうということを考えると、一番高くなるのはヤフオクやメルカリなどと言った、基本的には個人間の売買です。これは、古着屋さんの買取とは違って、利益が価格に含まれていませんので(古着の場合は買取というよりも仕入れと言うスタンスなので)、古着屋さんなどよりは高く売れる可能性があります。ただ、個人間売買ですから、配送と言った作業がありますし、場合によってはクレームが発生する場合もあり、実務が雑多です。一方古着の買取業者の場合は、買切りになり、売却すれば全てが終わりますので、実務は簡単です。しかしながら、買取価格は仕入れ価格なので、あまり高いとは言えません。このように古着の売却に関しては、売る側の得手不得手があると思いますので、どの方法が良いのかじっくり考えて決めることをお薦めします。