古着屋が大好き!という方も、まだ行ったことがないという方もいらっしゃるでしょう。古着屋とは海外へ行って買い付けるタイプと国内で買い取りを行っているタイプの2種類がありますが、どちらも中古品を扱っています。中古は苦手と敬遠される方もいらっしゃいますが、一点ものに巡りあえる、ほかではみることのできないようなデザインの服に巡り会えるなど「宝の山」とも呼ばれています。一度利用してみると、意外と抵抗なく楽しめてしまうかも!ここでは、古着屋の活用法や、服の選び方についてお伝えしてまいります。

古着屋の活用法

リバイバルの波に乗る

70年台のファッションがリバイバルされたことは記憶に新しいですね。こんな時は、新しく発売されている服よりその時代の服を取り入れるほうがより注目度が高くなります。もちろん全身を古着で固める上級ファッションから、小物を取り入れる軽めのものまであなたの思うがままにコーディネートを楽しみましょう。

大きめサイズを必要とする人

海外の古着を中心に扱っている場合、大きめのサイズを見つけやすい環境にあります。日本ではあまりない190cm以上の身長に対応したパンツなど、おしゃれな掘り出し物に巡り会えるチャンスが高いのが特徴です。また、女性は海外のキッズ物がぴったり入ることも多く、可愛らしいデザインを探している女性にもおすすめです。

節約してもおしゃれ

新品の服で全身コーディネートをすれば数万円は下りません。お財布には大きなダメージを与えますし、流行やシーズンごとに何着も持つのは難しいですね。しかし、古着屋で探せば1万円で2種類の全身コーディネートをすることも難しくありません。もちろん、ビンテージ物は新品よりも高いですが、国内で買い取りタイプのお店なら高価なブランドのコートでも数千円でみつけられます。また、こまめにバーゲンをしている店舗も多いのでしっかりチェックしてみるのもおすすめです。

レア物にであえる

もう生産を中止してしまった憧れの服や、靴、ブランド物などに出会える可能性があります。海外の古着を扱うお店は特に要チェックだといえます。

古着屋でのチェック術

古着なので当然シミや傷みがある場合もあります。「雰囲気は気に入ったけど」と、手にとったその古着を本当に着れる状態なのかしっかりチェックする必要がありますね。そこで、ここではアイテム別に古着の選び方をお伝えしてまいります。

Tシャツ

襟首がヨレヨレになっていないか、シミが付いていないかをチェックしましょう。襟首のヨレは直すことができませんし、そのまま着るとだらしがないイメージになることがあります。抜け感を上手く出せるやリメイクして使うなどでないなら、買っても着る機会は少ないかもしれません。また、古着のシミは付いてから時間が経っている場合が多く落とせないものがほとんどです。また、裾のほつれや毛玉など見落としがちなダメージもありますので、入念にチェックすることをおすすめします。

パンツ

ジーンズの古着をコレクションしている方もいらっしゃいますが、パンツ購入のポイントはどこにあるのでしょうか?第一に股の部分にダメージが少ないものです。実は歩き癖や体型によって股の部分は擦れて穴あき寸前なんてこともあります。いくらダメージパンツとはいえ、ここに穴あがいていてなかなか履きこなせないでしょう。ほかにはジッパーやボタンなどの金具がしっかりしているか、ポケットの中身は破れていないかなどをチェックしましょう。縫製や細かい穴も把握してそれでも欲しいのかよく考えることをおすすめします。

バッグ

持ち手の接続部が擦り切れそうなら寿命が近い印です。また、底の擦れ具合や、中の汚れや破損などもしっかり見ておく必要がありますね。また、これを買ってコーディネートできる服があるのかを考えながら選ぶのもポイントです。

古着屋での購入するときにするべきこと

サイズだけをみて購入するのはNGです。特に海外ブランドは日本とサイズが違う場合がほとんどなので必ず試着をしましょう。パンツだけでなく、シャツも胸板の厚さの違いから着てみたらイメージと違うといったこともよくあることなので、必ず一枚ずつ袖を通してみることをおすすめします。

掘り出し物に出会えるタイミング

古着屋の中にバイヤーさんが海外に買い出しに行くといった店舗もあります。そういった店舗では、買い付けが終わった帰国時が一番在庫も多く掘り出し物に出会えるチャンス!スタッフと仲良くなり、いつ頃買い付けに行くのかリサーチするといった強者もいるほど狙い目の時間です。

上手く取り入れる

買い物に行くとテンションが上ってつい買ってしまう!なんて気持ちも分かります。しかし、買っても活用できなければもったいないですね。購入時には古着の状態や自分のワードローブで着回せるかを考えながら選びましょう。上手く活用することでお手頃におしゃれ生活を楽しむことが可能です。まだ行ったことがない方は、ぜひ覗いてみてくださいね!